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フリーランスから正社員へ。志望動機と面接での伝え方【例文つき】

フリーランスから正社員へ。志望動機と面接での伝え方【例文つき】

「なんでフリーランスやめるの?」に、うまく答えられますか

会社員に戻ろう、と決めた。…でも、求人に応募しようとした瞬間、手が止まる。

「志望動機、なんて書けばいいんだ」「面接で『なぜフリーランスをやめるんですか』と聞かれたら、なんて答えよう」って。

正直に「収入が不安定で」「ひとりがしんどくて」と言ったら、逃げだと思われないだろうか。…そう不安になりますよね。

でも、大丈夫。伝え方には型があります。今日は、フリーランスから正社員に戻るときの志望動機の作り方と、面接での答え方を、例文つきで整理していきますね。

大前提:企業は「逃げ」を責めたいわけじゃない

まず、面接官の気持ちから。「なぜフリーランスをやめるのか」を聞く理由は、あなたを問い詰めたいからではありません。知りたいのは、たったひとつ。

「うちに入って、また辞めないか」

これだけです。だから答えるべきは、辞める理由の言い訳ではなく、「組織で働くことを、自分で選び直した」という納得感なんですよね。

伝え方の型:3ステップで組み立てる

志望動機を組み立てる3ステップの図解

STEP1|フリーランスで得たものを、先に置く

いきなり「不安定で…」から入ると、ネガティブな印象で塗られてしまいます。まず、この数年で何ができるようになったかから始めてください。

「フリーランスとして5年、制作から進行管理、クライアント折衝まで一貫して担当してきました。」

事実を並べるだけでOK。これがそのまま「自走できる人」の証明になります。

STEP2|方向転換の理由を「前向きな言葉」に変換する

ここが肝心。嘘をつく必要はありませんが、同じ事実でも言い方を変えるだけで、意味がまったく変わります。

本音面接での言い方
収入が不安定でつらい短期の案件単位ではなく、腰を据えて事業に関わりたい
ひとりで孤独だったチームで議論しながら、より大きな成果を出したい
営業や事務がしんどい制作・改善に集中できる環境で価値を出したい
案件が途切れるのが怖い長期の視点で、プロダクトを育てる仕事がしたい

ポイントは、「逃げたい(Fromの動機)」を「向かいたい(Toの動機)」に翻訳すること。これだけで印象が180度変わります。

STEP3|その会社である理由に、着地させる

最後は、なぜ「その会社」なのか。事業内容やサービスに触れて、STEP1で挙げた自分の強みと結びつけます。

「御社の〇〇というサービスに、これまでの制作経験と改善の視点で貢献できると考えています。」

そのまま使える、志望動機の例文

3ステップをつなげると、こうなります。

「フリーランスとして5年間、Web制作を中心に、要件整理からデザイン・実装、公開後の改善まで一貫して担当してきました。ひとりで完結できる範囲でやりがいもありましたが、案件単位で関わりが終わることも多く、次第にひとつのサービスを長く育てる仕事に携わりたいと考えるようになりました。御社の〇〇は、まさに継続的な改善が事業の核だと感じています。これまで培った制作力と、事業目線での提案を、チームの一員として活かしたいと考え、応募しました。」

自分の年数・領域・応募先に置き換えれば、そのまま使えます。

面接でよく聞かれる3つの質問と、答え方

Q1.「なぜフリーランスをやめるのですか?」

先ほどのSTEP2の翻訳を、短く答えます。言い訳を長くしないのがコツ

「案件単位ではなく、腰を据えてひとつの事業に関わりたいと思ったからです。」

Q2.「また独立するつもりはありますか?」

正直さと、目の前の仕事への意欲を両立させます。

「いまは、チームで長期的に成果を出す働き方に魅力を感じています。まずは御社で、事業に貢献できる力をつけたいと考えています。」

「絶対にしません」と断言する必要はありません。いまの意思を語れば十分です。

Q3.「組織で働くことに、抵抗はありませんか?」

これは、協調性への懸念。フリーランス時代もひとりではなかったことを示します。

「フリーランス時代も、クライアントや外部のディレクター・エンジニアと連携して進めてきました。役割分担のなかで動くことには慣れています。」

職務経歴書のコツ:案件を「羅列」しない

もうひとつだけ。フリーランスの経歴書は、案件を並べるだけになりがちです。そうではなく、役割・工夫・結果をセットで書くと、ぐっと伝わります。この考え方はポートフォリオの作り方と同じなので、あわせてどうぞ。

伝え方の前に、「現在地」を知っておくとラク

ここまで型を書いてきましたが、実はいちばん効くのは、自分の経験が転職市場でどう評価されるかを、先に知っておくことです。

評価が分かっていると、志望動機に自然と自信が乗ります。逆に分からないまま面接に臨むと、つい卑屈になってしまうんですよね。IT・Web特化のエージェントなら、書類の添削や「フリーランス経験の見せ方」まで相談できます。目的別の比較記事から選んでみてください。

面談で何を聞かれるかは面談準備の記事に、そもそも「戻る」という選択が負けじゃない話は会社員に戻るのは負けじゃないに書きました。

まとめ:翻訳すれば、逃げは「選択」になる

ぎゅっとまとめますね。

  • 面接官が知りたいのは「また辞めないか」だけ。逃げを責めたいわけじゃない
  • 型は3ステップ:得たもの → 前向きに翻訳した理由 → その会社である理由
  • 「逃げたい(From)」を「向かいたい(To)」に翻訳する
  • 経歴書は羅列せず、役割・工夫・結果で書く

戻ることを選んだあなたは、逃げたんじゃなく、自分に合う場所を選び直しただけです。…その事実を、そのまま言葉にできれば大丈夫。落ち着いて、伝えにいってください。

会社員に戻るのは「負け」じゃない、という話はこちら

面談で何を聞かれる?準備することはこちら

5社を目的別に並べた、転職エージェント比較はこちら

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